■LEDの試験方法

LEDが正常か判断するには、実際に点灯させてみるのが簡単で確実な方法です。上の図では3Vの電源(電池)を使用していますが、白色LEDを試験するには少し電圧不足となります。電池を利用する場合は6V、AC電源(アダプタの利用)では5V程度が適当です。5V電源は9V程度のACアダプタがあれば、三端子レギュレータで簡単に作成できます。電流制限抵抗は1KΩ程度とします。
LEDを点灯させる用途なら、電源電圧を点灯できる電圧以上に選び、あとは制限抵抗を加減する事で利用できるのですが、LEDの試験を行う場合は逆接続でもLEDを壊さない様にする必要があります。一般にLEDの逆方向の耐電圧は低く、6V程度となっています。したがって、逆接続される可能性がある、LEDの試験用回路では電源電圧を6V以下とした方が安全です。