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現在入手しやすいコンデンサはほとんどが数字での直接記入または指数(乗数)表示+誤差記号のいずれかです。誤差記号は数字ではなくアルファベットが割り当てられています。
電解コンデンサでは殆ど容量を直接表示しています。さらに耐電圧を示す値(電圧)が印刷されています。また無極性電解コンデンサを除き、極性があるため、+−が判る様にマイナス側にマークが印刷されています。
容量は直接表示 マイナスにはマークがある
電解以外のコンデンサでは指数(乗数)表示+誤差記号での表示が殆どです。コンデンサは±10%誤差品が殆どですが、±1%誤差品も入手可能(コンデンサの高精度品は大変高価)です。
通常の誤差品では左の図の様に有効数字は2桁で乗数(指数)が続き、さらに誤差を示す記号が続きます。コンデンサの基本単位はF(ファラッド)ですが、利用する値はこれより小さくなるため、数値表示では単位をPF(ピコファラッド:10の−12乗)に置いています。
左の例では10000PF=0.01μFを表わしています。ここで注意
1000PF以下の値は指数ではなく直接表示されている場合があります(やっかいな事にメーカと種類でことなる)
470と表示されている場合、指数表示なら47PFですがこの場合、470PFを表わしています。
一方101と表示されている場合は101PFではなく、100PF(10*10の1乗)を表わしています。実際のセラミックコンデンサの表示です。
223Z(0.022μF 誤差=Zランク)