■ダイオード
ダイオードはP型とN型の半導体を接合して作られている素子です。
ダイオードは二極管の意味です。ダイオードはP型に+、N型に−を加えた場合に電流が流れ、逆の場合は殆ど流れません(整流作用)
ダイオードは電圧(または流れようとする方向)を感知して開閉するスイッチの様な素子です。
このへんの原理は文献に詳しく解説されていますので、興味のある方は調べてみてください。ここでは、実用的なダイオードの性質を中心に解説します。良く利用するダイオードには次のものがあります。
- 小信号スイッチング用
- 一般整流用
- 高速整流用
- 高周波用ショットキー
- 大電流用ショットキー
- ツエナダイオード(定電圧ダイオード)
- 可変容量ダイオード(バリキャップ)
- LED
下の3つは一方向に電流を流す性質は無視して別な用途に利用しています。
ただ、ダイオードには違いなく、やはり、一方向にしか電流が流れません。