■コンデンサ

(キャパシタ)

コンデンサは電気を貯える働きする素子です。電気回路では抵抗コイルと共に重要な部品です。


値の読み方 並列、直列接続の計算法 値の系列
コンデンサは、2枚の金属の間に絶縁物(誘電体)を挟んで作られています。2枚の金属が電極になります。
挟む絶縁体の種類で、コンデンサの一般的な呼び名が出来ました。昔からある物には、紙を使用したペーパコンデンサ、雲母(マイカ)を使用したマイカコンデンサ、何も挟まない空気?コンデンサ(呼び名はウソかもしれない)、真空にしたコンデンサ、スチロールコンデンサなどがありました。現在のコンデンサは多種多様で絶縁体も色々な物が使われています。
わりと目にする所では、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、マイラ、科学的な電解質、等がありますが、万能な物はなく、用途に合わせて選択しているのが現状です。
詳しくは教科書を、ひも解いてください。ゾロゾロ出てきます。
このページは電子工作向きが趣旨ですので、通常使用する物に限定します。
コンデンサは構造上、絶縁体を電極で挟む方法に2種類あります。一つは交互に重ねる方法、もう一つは円筒状に巻き上げる方法です。

積層タイプ

円筒タイプ

大半のコンデンサは円筒タイプです。また円筒タイプの変形として
の様に一部を平らに巻いたコンデンサもあります。
工作で良く使用するコンデンサは、セラミックマイラ電解の三種です。