■2個入りOPアンプ

4558(汎用)

FET入力

単電源仕様


■OPアンプとは
細かい事は無視して、高い増幅率を持つ直流から増幅できるアンプの呼び名と思っても差し支えないでしょう。
単体の部品を組み合わせても製作できますが、IC化されたOPアンプを利用する事で、価格、労力、を省く事ができます。
OPアンプは理想的には増幅率、入力抵抗、周波数応答が無限大、出力インピーダンスはゼロ(要するにいくらでも出力が取れる)ですが、実際には理想通りのOPアンプはありません。なおOPの読み方は、オペやオプと読むようです。
一般的にOPアンプと言えば、IC化された物を指します。一パッケージに封入されているアンプの数で、シングル(1回路)、デュアル(2回路)、クアッド(4回路)がありますが、工作用には2回路入りが使いやすいでしょう。
ほとんどの使い方では、高い増幅率を生かして、多量のフィードバック(負帰還)を施して安定した増幅率を得ていますが、微小レベルの電圧差を比較するコンパレータとしても利用する場合があります。

OPアンプは、全てに万能なタイプが作れない(価格無視なら出来る?)ため、用途によって分類されています。


OPアンプの端子には、電源入力、出力とシングル(1回路)タイプにはオフセット調整があります。