■IC
ICは、集積回路を英語で表した場合の頭文字を取った言葉で、回路を構成する部品を一つのパッケージに集めたものです。
トランジスタや抵抗など、個々の部品単位で単に一つのパッケージに集積したICをハイブリッドIC、一枚のシリコン基板上に必要な回路を形成したICをモノリシックICと呼びます。今日ではICと言えば、後者のモノリシックICを指す様になりました。
IC無くして現在のエレクトロニクスは成立しません。それだけにICの種類は多種多様にわたり、全てのICを説明する事は不可能です。ここでは独断になりますが、電子工作に使用するICに限らせていただきます。
ICの足番号の数え方はICを上から見て、一番ピンマークから左周りに数えます。
ICの種類は大きく分けてデジタルICとアナログICに分かれます。
- デジタルIC:文字通りデジタル信号を扱うICです。普通は1と0に対応する信号を入出力し、中間の値はありません。
- アナログIC:レベルが連続的な信号を扱うICです。OPアンプやオーディオ用パワーICが有名ですが、特殊な入出力関係(関数)を扱うICもあります。
電子工作で良く使用するIC
■デジタルIC
■アナログIC
OPアンプ 2個入りOPアンプ
オーディオ用パワーアンプ LM380 LM386
電源用 78XXシリーズ 79XXシリーズ TL497
特殊機能 NE555